今日は娘の小学校の運動会でした。
風が吹くと肌寒いくらいでしたが、日差しはもう強烈でした。
娘は運動が大嫌いで、今日も学校に行きたくないオーラを出していました。

わかる、わかる、行きたくないよね。行かなくてもいいよ・・。
って、言ってやりたい気もないことはない。
でも、でも、いやでも運動会の思い出は今日しか作れないんだよ。

・・・でも、運動会の思い出って・・・、運動会待ち望んでいた子の気持ちであって
うちの子にはあてはまらないのだろうか?


でも、行きたくないからって、ずる休みするのは、悲しすぎるし、きっと楽しいこともあると信じて、
娘を送り出したのでした。


実は私も今日はなんだか気が進まなかった。

上の子は中学生で、先日運動会があったのですが、運動が好きで、毎年リレーの選手に選ばれてるし、
好きなダンスや応援合戦が大勢の人前で、できるって言うので、「絶対に来てよね。」って、
「写真もビデオも撮ってね。」って、とっても張り切っていたので、こちらも楽しめました。


でも、下の娘は・・・。
やりたくないのにやってます。感がありありで。


どうなんだろう、私は運動は嫌いな方じゃなかったし、運動会も楽しい思い出しかなくて、
下の娘の気持ちがわかってやれないのかもしれません。



ところで、運動会本当にいい天気だったのです。
ぼーっと運動場を眺めていて、ほんとにいい天気だなって、思ったら、去年のことを思い出して、
涙が出そうになり、それを抑えるのが大変でした。

去年はまだ父がいて・・・。入院中だったけど、確かに父はいました。
(今、この一行を打って、涙が出てしまった。)
運動会中に何度か電話をかけてきて・・・。
孫の運動会に来れないことが、寂しかったのか、何度も電話をかけてくれました。
でも、病気のせいで、声が出にくい状態だったので、父の言いたいことが伝わらず、
何度も聞き返すと、余計に失望させるのではと、短い会話の繰り返しでした。


そのことを思い出して、晴れ渡った空の下の運動場を見ていたら、涙が溢ました。


夕方、家で、母が「そういえば、3年くらい前の運動会の時も、入院中だったのに、
病院こっそり抜け出してきて、お父さんが運動場にいたから、びっくりした。」
と、親戚のおばさんに話しているのを聞いて、また、涙が出てしまいました。



母は、何で普通に父の事を話せるのだろうか・・・。
私にはまだ無理・・・・。